2009年12月04日

師走に入り

民主党に政権が変わり色々と取り組んでおりますが空回りが目立ち中々思う様にいかない状況です。 公開で業務仕分けを行い官の無駄使いが国民の目の前に曝け出された事はかってなかった手法でしたから分かりやすく概ね好評に終始しました。國の予算作成に国民が参加するという画期的な方法は今後も継続される事を願っております。 さてこれを実行するとなると果たして上手く作動するかは多いに疑問とする所です。世界の経済の中で日本だけが株価を下げたままで大きく出遅れた感じです。 鳩山政権は問題山積でどのように予算を捻出するのか国民ははらはらせざるをえません。 国内の景気は、デフレ感が強く物価は下がりますが国民の紐は硬く消費の増加にはつながりませんすなわちデフレスパイダルをどの様に解決するのかが大きな課題です。
世界通貨決済であるドルの基軸通貨が揺らぎ通貨不安が世界を覆って金やその他の品物へ投機基金が動いています。将来はアジアでは中国元が通貨決済として浮かび上がってきております。厖大な有り余ったお金は行き場を失い金やオイルその他の貴重な金属に投機資金が集まっているようです。 先日刀剣商業組合で行われた即売会では高額品が次から次へと買われたようです。  金持の方々は株や土地では危険が多すぎ名品の刀剣や有名な絵画、古銭といった品物に投機資金が集中したようです。この傾向は今後も続くような感じが致します。
まさか隠し財産としての投機ではないと思うのですが……….
世界経済は米国、ヨーロッパ、中国を核にアジアが動いて行く体勢となっていくと考えられ、今後日本は余程しっかりとした政治戦略が行われない限り、相手にされない国家に成り下がってしまうでしょう。現在数多くの企業が海外、特に中国に進出して物を生産し日本国内、中国国内で販売するようになりました。国内で物を生産すれば人件費が高く、企業に数多くの規制がかかり、法人税も高くとても利益を出せる状況ではありませんので、海外生産が今後も増える事はあっても減る事はありません。就業率を高めようと考えても上手い方法は中々出てきません。
今後は日本経済の衰退が続き中国、インドといった過去いわれていた後進国が世界経済の主導権を握り貿易決済も米ドルから中国元に変化していくことでしょう。
中国は今最も最先端をいく資本主義国家といえるのです。国内に空港を造るにも都市、道路をつくるにも命令一本で明日からでも建設が出来る国家なのです。
土地の買収や交渉など彼等の頭の中には全く存在しないのですから。
日本は余程切り詰めた生活をし優秀なる子供達に将来を託さなければならないのです。先日近所でピアノの発表会がありたまたま出席させて頂きました。
まだ小学生2―3年生から小学生高学年を中心とした会でした。まだあどけない子供達が演奏する本格的な技術に驚かされました。先生達(2名)の真摯な取り組みと熱意や励ましすなわちプロとしての自信が彼等をここ迄育ててきたのだと思います。今公立学校教育で最も遅れた部分は子供達の能力を延ばすという部分が欠けている事なのです。 出来る者はどんどん学力を付けさせ飛び級もさせ学力の劣る学生を先生が集中的に丁寧に教えて学力の向上に尽くす必要があるのです。
特に小学校教育は柔軟性のある子供達の能力、技能、感性を育てる為に極めて重要な時期であると考えます。
好むと好まざるに関わらず日本は中国、韓国、インド、ベトナム等の国国と戦っていかなければならない時代なのです。もさもさしているとあっと言う間に追い付かれるでしょう。かって造船、テレビ、冷蔵庫といった家庭電気製品は日本の御家芸でした、現在では韓国に追い抜かれパソコン製品と周辺機器、情報といった部分でも航空関係ではハブ空港は完全に韓国にもっていかれました。なにしろ24時間体勢で航空機が発着し輸出、輸入も同様で24時間作動しているのです。
危機感を持つ官僚やお役人様?、政治家が見当たらない事が日本の不幸なのです。
どんどん置いてきぼりされる日本。いぜんとして海外にバラマキが行われ良い気になっていますがもっと国益を考え行動するべきなのです。
 今政府が取り組まなければならないのは日本の経済をどのように再生していくのかという点です。子供達や老人の福祉も結構ですが今後の大不景気時代を見据えまず何を優先させるか考えて頂きたいと願っています。福祉に厖大な予算をつけるのであればそこから生産される(利益を生み出す)政策でなければなりません。例えば女性達が社会に出て働ける環境整備が必要なのです。子供の託児所を充実させ働く女性を送り出し給与を取得して消費や税金を落とさせる政策がなくては活性化された社会にはなりません。今の鳩山政権が考えている政策は厖大な戻ってこない福祉予算でありそこからは日本経済を活性化させるものではありません。現政権下の中にしたたかな商売人がいない所に大きな問題があると小生は考えます。今後日本経済は衰退の道を歩むのか心配です。将来を見つめ落ち込む事なく歯を食いしばり頑張っていこうではありませんか。
それでは皆様お元気で楽しい毎日を御過ごしください。

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2009年10月07日

政権が変わり

自民党から民主党に政権が変わり今後どのような変化が見られるのか注目される所です。 民主党の議員さんにはかなり多くの元官僚がおりますので果たして大幅な改革が可能であるのか疑問とされます。しかしながら今迄の所期待した努力が鳩山首相によってもたらされています。
この度やや失望したのは官僚の天下りは廃止し公募による人選でそのまま機構は残ると取れる発言があり民主党の主張していた特殊法人の廃止統合とは大きく方針がトーンダウンしたと受け取られるからです。私たち国民が何故自民党から民主党にかえたのかじっくりと考えるべきです。常に国民はあなた方民主党の一挙一動を見つめておりますよ。
公明党は今迄自民党に寄り添い民主党に敵対していた党でしたが自民党が負けた途端に自民党との連携を打ち切り態度を豹変させ今度は民主党にすり寄ってきております。
蝙蝠のような態度に私は苦笑している所です。正々堂々とした態度が欲しいものです。
見苦しいし国民の支持は得られないでしょう。

日本航空の苦境について。
実は私は以前お世話になった会社ですからこの度の経営危機には痛みが走ります。
何故このような経営危機となってしまったのか私なりに分析をしたいと思います。
日本航空は国策会社として戦後立ち上がり日本の経済の上昇に伴い大きく成長してきました。当初会社が立ち上がった時点では国策会社は国で守られあたかも親鳥と雛の関係といってよいでしょう。当時は顧客の増加で社員の給与は高額であり誰からも羨ましがられたものです。
当時の運輸省からは数多くの役人が落下傘部隊よろしく日本航空に天下りし社長を初めとして重要なポストを取得し経営しておりました。彼等は残念ながら航空会社の経営者としては素人といってよく、つつがなく業務をこなし巨額な退職金を得て渡り鳥の如く次の会社へと再度就職をする訳です。当時会社はそれでも右肩上がりでどんな素人社長が経営していても儲かった時代でした。多くの政治家や土木関係の業者と運輸省とが次々と思う様に会社を動かしていったと私は考えます。為替の先物取引で巨額の損失を出しても問題とはされず経営責任果たされませんでした。JALには残念ながら経営を更に発展させようとする商売人が全くいなかった事が会社の致命的な破たんの危機を迎えた遠因になるのです。今でも思い出すのですがJALは大西洋線にまで就航させておりました。
ニュ−ヨークからパリ、ロンドンと運行されておりましたが旅客は極めて少なくひどい時はDC8にエコノミーのお客様が2名という時さえありました。コックピットは機長、と副機長、航空士、航空機関士と客室乗務員が6名、合計10名の編成です。まともな経営者であったなら大西洋線は運行しないのが常識でありますがこの常識が通じないのが半官半民の会社なのです。
国内では国際線はJALの独占でしたから放漫な経営でも職員の待遇は極めて満足のいく状況であったのです。これは日本人の給与水準がヨーロッパ、米国と比較して格段に安かった事につきます。航空会社は人件費が最も嵩む業種です。ともかくその後全日空が海外に進出するようになりあれよあれよという間に力を付け現在では皆様が想像出来る状況であります。
かって1927年に開設されたパンアメリカン航空が一世を風靡した航空会社でした。兼高かおる世界一周の旅がテレビで放映され数多くの人々が兼高かおるさんの上品な語りに世界に旅立つ夢を見ていた時代JALは比較にもならない会社でありました。ニューヨークに高く聳えるパンナムビルに圧倒された事があります。当時の上司が軍鶏の親と雛だと話された事がありましたが現在パンアメリカン航空は1991年12月に破産しその運航が停止しております。
それでは今後日本航空はどうすれば経営を立直す事ができるのでしょうか。
まずお役人を一切排除し国との繋がりを断ち切り独立性を保ち外部から優秀な経営者を入れる事が必要です。全職員が一丸となる方策を至急取り入れる必要を感じます。
かって日産がカルルスゴーンを社長に迎え一応経営は立直りつつあります。
私が勤務していた当時極めて有能な社員が数多く働き現在でも同様であろうと思います。
これだけ有能な数多くの職員が働いている訳ですから提言や提案が数多く存在しそれを生かす事で航空会社として先端のサービスが構築されると確信致しております。
かって私の下で勤務していた職員が25年程前に一つの提案をもたらし事がありました。
機内の免税品をビデオで販売する提案でした。グループ全員でこの提案を受け入れ全員で免税品のビデオを制作しそれが会社で採用され当時の国際線全便にこの制作されたビデオを放映し免税品販売の貢献に大きく役立てた事がありました。このビデオは現在全世界の航空会社でも同様な形で免税品等の販売に使用されております。彼が25年前に提案した素晴らしいビデオは会社を動かす原動力なのです。私は会社というものは従業員のやる気と努力で大きく経営に貢献すると考えております。JALは今後極めて厳しい環境に曝されると思いますが完全に官から民に独立する事でその官からの呪縛から放たれ活き活きとして発展すると信じております。
数多くの職員の中に数多くの宝が埋もれていると考えます。
利益を生み出す様な優秀な提案には惜しみなくそれに応じた巨額なボーナスを出す体制が必要です。
例えばエンジンを効率的に作動させる事で年間5萬円の倹約が出来る発明をしたとお考え下さい通常4発のエンジンを搭載している訳ですから20万円の倹約となります。
日本航空全体で稼働する飛行機をかけると2000万円がセーブ出来更に特許を取得して海外の航空会社にその特許を売却しれば10億円くらい稼ぎだすと考えられます。 発明者である者に対しては1億円のボーナスを出して航空会社に労働に対する強烈なインセンティブとなり
会社内外に計り知れない影響がが出てくると思います。
今迄働く者とそうでない者とが一緒くたになって正当な評価に結びつかなかったと考えるのです。 有能なる職員のあふれている日本航空がかっての勢いを盛り返す為にはこれしかないのです。 捲土重来を期して頑張って欲しいのです。



わて最近こまっているんや。
なにこまってるんねん。
自宅から満員電車で会社迄いくんやけどな。 最近若い者ばかりでなく中年も時には老人を香水を付ける人がおおくてな。 満員電車やろ、くそうてくそうてたまらんのや。
まるで香水つけてるとそれがフェルモンちゅうのかな、女性が寄って来ると勘違いしているんとちゃうか。 高級な香水。ミス クリスチャン デイオール、デイオリッシモ、ジョイパツー,ゼン、など高級品の香水がでっせ一緒くたに混じり合って気持ち悪うなるんや。 もちっと考えてくれへんか。
話によるとな 香水は花のエキスをアルコールで抽出するんやて 動物から抽出する香水も同じ様に香を抽出するんやて。 この深海鮫やら麝香鹿の睾丸からの動物のもの凄く臭い部分をなにやら加えると香水に変化するやんて でもな でもな 他の香水と混じり合うとな香が変化するのとちゃうか。
香水はなヨーロッパ人やアメリカ人が多くつけるのはな、彼らが風呂にあまり入らず体臭を誤摩化す為につけるんやて。日本人は毎日の様に風呂に入るやろ、だから香水など必要あらへんがな。
あんさんなにしゃべっているんや、 へんてこな関西弁やな
わてか わては東京の偽なにわっこやがな。
なんちゅう事いいてるんや。
むちゃくちゃでござりまするがなー
よいわんや 花菱あちゃこはんかいな。
さいざんす
今度はト二―谷やんかいな。
けったくそ悪いやめてけれーずびずばー

最近では刀剣の価格も下がり比較的良品が安価で購入出来るようになりました。
秋もたけなわです。気持ちの良い空が広がっております。
辛い事やきつい事も数多くあると思います。誰もが悩みの一つや二つは抱えているものです。辛い時には沈思黙考し日本刀を静に抜き刀身を電球に翳しじっくりと鑑賞して下さい。
昔の侍はどのように苦難を乗り切ったのかを考え自分自身に問い、答を自分なりに出せばすっきりとするでしょう。時には大切なご家族と共に夕食を共に過ごしたり映画を見たり楽しくお過ごし下さい。きっと良い事がありますよ。出かける前に鏡に向かいご自分と対話して下さい。 鏡に映し出された顔があなたの今の顔です。明るい顔を確認して出かけましょう。
今日も秋晴れの気持ちのよい天気です。皆様が今日も楽しく過ごせる様に祈っております。

posted by 日本刀と刀装具の葵美術 at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 社長の小言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月09日

秋をむかえて

民主党の圧倒的な勝利に終わりました。前首相であった小泉首相が自民党をぼっ壊すと宣言し正にその通りとなってしまいました。国民は自民党に閉塞感を持ちいらいらがつのっていたのでしょう。 国民はなにも民主党のマニフェストが良かったのではなく今後自民党に全く期待が出来なかったからやむを得ず民主党にやらせてみようと考えたのであり今後期待を裏切った場合は厳しいしっぺ返しが待っているのです。
どうか期待を裏切らず一生懸命国民の為に頑張って頂きたいと思います。 公明党が大きく負けた理由は自民党との共同責任を追求されたという事ばかりでなく私は定額給付金にあると考えております。マスコミは一切この事に触れませんが……
ばらまきと言われた定額給付金を公明党の提案で自民党が行い創価学会会員の圧倒的に支持されていたと考えられるこの法案が通り国民は不労所得に喜んだ筈なのに公明党の母体である宗教法人の会員の方々からの支持が集まらなかったのはこのばらまきが彼等の怒りを呼んだと考えられる節があるのです。理由は皆様の想像に御任せいたします。
民主党の小沢氏が幹事長に決まり今後西末建設問題で彼の秘書と検察との問題は興味ある展開となりそうです。辣腕の小沢氏はどのような手をくだすのか興味があります。
今後鳩山氏は首相となり采配を振る訳ですが案外上手くこなしていくのかも知れません。彼は米国の大学を卒業し語学が堪能である事と慎重さが感じられ目的があまり振れない点でそつなく業務をこなしていくのかも知れません。私見ではありますが小沢首相であったなら国民も構えてしまうでしょう。 しかし今後民主党の中で色々な対立が深まりかなり混乱が出て来るのは避けられないと思われます。
マニフエストで約束した厖大な経費の財源はどこから捻出するのか問題が山積しております。 プロの商売人を中心に据える必要があると思います。
さて政治の問題はこの位にして。
最近私の身の回りでお亡くなりになる方々が多く私もそろそろ順番が近付いてきたかなと考える事が多くなりました。 老人問題が話題となり孤独死などもちらほら聞かれる昨今です。 斎場は1週間待ちがざらだと聞かされております。 以前ですとしめやかな人家の離れた斎場で故人を懐かしみ待合室でしんみりと話し合い煙突から流れる煙に涙したものですが最近ではそんな余裕はありません。 マイクロバスが仕立てられ斎場は慌ただしく亡くなられた方の御親族や知人が右往左往しぶつからんばかりです。
最上級から上級、中級と区分けされた焼き場の前で悲しみを堪えて整列し南無阿弥陀仏、何妙法蓮華強、あるいはキリスト教、とそれぞれの宗教の僧侶、神父様がお経を唱えておられます。日本刀にも最上作上上作等があり寿司にも特上、上、並とあり日本人は区分けをする事が好きな国民です。焼き方に違いはないので私は中で結構とはなしてはありますが…. 現在は焼き上げる時間が40分くらいしか掛かりませんし煙突から煙もでない状態ですから途中喫茶店でコーヒーを呑む時間さえありません。あれよあれよという間に骨になってしまいます。 まるで手品にでもあった様な鮮やかさです。 係員からここが喉仏です、仏様がお座りになっておられる姿が似ております。と説明を受けるわけですがもしキリスト教であったなら係員は何と説明するのだろうと余計な事を心配したりしました。 斎場は過去と異なり一流の最上級のホテルを思わせ、受付に行きますと制服もきちんとした美しい女性が応対に出られます。 ホテルと異なるのは、あまり笑顔はありませんが慇懃な好感度のある態度で応対してくれるものですからうっかりと“チェックイン致します。”と言い兼ねない有り様です。(宿泊はかなり先に延ばしますが….)
これからの時代は海外からの移住者も多くなり宗教も複雑となってまいります。 イスラム教、ユダヤ教等にぎやかにはなりますが対立も出てくる様な時代です。 いずれにせよ痛みと苦しみが無い状態で死を迎えたなら幸せですね。
先日 送り人 という映画を鑑賞しました。
素晴らしい映画ですので是非御覧になられますようお勧め致します。
人類と称する一群がこの世界を闊歩していらいおよそ500万年経過したと考えられます。 今現在、自分自身が感覚を持って食べたり味わったり見たり聞いたり楽しんだり悲しんだり愛したりしている訳ですがある日この感覚が一切無くなると考えると真に不思議な感覚に襲われます。死後自分という意識が未来永劫本当に消滅してしまうのか?誰もが何度となく熟考する問題ですがこんな所から人は宗教に頼るようになるのでしょう。
この世にこの時期に生を受け人生一回しか生きられないのですから精々活き活きと明るく生活を送りたいものです。今、季節は秋、空気は澄み気持ちの良い天気です。秋の空に立ち上る美味しい秋刀魚を焼きながら立ち上がる煙に目をしょぼつかせ大根おろしで食べたり、おいしい栗を賞味しながらのんびりと笑顔を浮かべ家族や友人と楽しい一時を是非お過ごし下さい。そうそうビールも熱燗もおいしいですよ。
愛刀家の皆様、時には家族奉公もしてあげて下さい。
それでは皆様お元気で笑顔を忘れずご活躍下さい。
posted by 日本刀と刀装具の葵美術 at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 社長の小言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月26日

夏の暑さも本格的となってきました。

学校も夏休みとなり自宅近所の木々には油蝉が煩く鳴き始めました。
いよいよ夏の暑さも本格的となり、ぐったりとくる季節です。
以前はテレビを見ながらビールを飲んでのんびりとしたものですが、糖尿病と診断されてからはそうもいかず、趣味の簡単な刀剣研磨に時間を割いている次第です。

これから衆議院選挙たけなわとなり、油蝉の鳴き声と共に立候補した先生方の連呼で参りますね。 連呼する先生は投票しないと決めました。
さて今回の選挙は自民党の大敗北におわると思いますが、政権をとった民主党もうかうかとは出来ません。
というのは民主党には今後期待出来る政策が一向に見えてこないからです。
口では大阪城も建つといわれていますが国民は彼らの政策実行力には極めて懐疑的なのです。
いずれ民主党もごたごたが発生してくるのは明白であろうと小生は考えております。
国民も選ぶべき政党はなくやむを得ず民主党を選ぶという選択をしているだけですから民主党は腹を括って国民の為に官の改革を実行し、いかに税金の無駄をなくすのかに邁進して欲しいのです。
高速道路の料金をなくすなどという馬鹿な政策を真面目な顔をして提案する民主党に危うさを感ずるのは私だけでしょうか。高速道路は大渋滞を起こし物流コストが大幅に上昇するのではないでしょうか。
今でさえ事故が発生した高速道路は低速道路となります。

高速道路からの上がってくる利益を国の厖大な借金の返済に回したり、子供の教育費用や老人医療、福祉関係に回す位の将来を見据えた地に着いた計画を提言して欲しいのです。 
国に入って来る主たる収入は直接、間接税ですがその中で法人税の高さが世界の中で日本は際立っております。 
政府の無駄使いを苦々しく思い会社の存続を願って海外脱出する企業も多くなってくるでしょう。そうなった時はすでに遅く日本の衰退が始まるのかもしれません。
世界の数多くの会社が中国を目指し商売を行う状況となり実際中国のインフラ整備はまだこれからですから今後どのような発展が待っているのか皆目見当もつきません。
今では皮肉な事に世界で最も激しい資本主義国家は中国であり日本は世界で最も進んだ社会主義国家だと揶揄される昨今であります。
中国では高速道路一本造るにも空港一つ造るにも、いや巨大な都市を造るにも政府の命令一本で問題なく出来上がるのです。
立ち退き費用などほとんど一切聞き入れてくれない世界ですから日本の様にごたごたが発生するなど全く考えられないのです。
建設コストや制作コストは考えられない位安価であろうと考えられます。
いずれにせよ中国ではバブルが発生しており株価もどんどんと値上がりが激しい様です。 
日本の政権が変り、果たして我が日本の政治家が巨大な日本丸を上手く舵取りが出来るのか見物です。
私見ですが恐らく自民党が大敗した後に民主党が政権を取り、その後、国民は彼等に失望して新しい政権が生み出されるのかも知れません。
今後自民党に政権が戻ってはこない様な気がして参ります。
それほどこれからの日本は難しい待ったなしの時代へと突入していくのです。

今から小学生をぴっちりと鍛え直す事が必要なのです。
現在の高校生や大学生には全く期待できませんし、文部省や教育委員会の活動に同様期待するのが無理だと考える人々も多いのです。
中国は先に書きました様に資本主義といっても過言ではありません。 猛烈に学び激烈なる競争社会で切磋琢磨され這い上がっていく世界です。 
韓国はとかく忘れがちですがこの国も猛烈な競争社会ですし、全て男性は兵役の義務(徴兵制)があり、徴兵された者達は朝の起床ラッパの響きから徹底的に訓練されるのです。 
退役した若者はその間鍛え抜かれているのです。 今の日本人の様にコンビ二や電車の中で座り込んだり人前で化粧をしたり老人を大切にしない様な人物はいないという事なのです。 
それらの競争社会で育った人物が会社で働く訳ですから規律も厳しくとても日本人は太刀打ちできません。
戦後無の状態から出発した私達日本人には幸いな事に頭の中には緻密な技術、組織の設計図が入っておりその設計図と欧米の進んだ技術と猛烈に働く労働力で近年迄発達してきました。 
その後、経済発展によってゆとりが生まれ貯えた預金である能力、技術、質素、倹約、勤勉さという大切な資質を使いのんびりと生活する習慣が身に付くようになった訳です。 

この度の日本経済は不景気といわれるそうですが、派遣労働者は解雇で働けない状況と新聞やテレビで繰り返し報道されておりますが本当に働く場所がないのでしょうか?
辛い事は分かりますが、何か弱さを感じさせるのです。
簡単に自分自身の努力を諦め生活保護に頼るのはいかがなものでしょうか。
最低賃金が保証された日本ではかなり受給する人々が多く、財政を圧迫しているのも事実です。 
働くより生活保護を受給する方が良いと考える人々も多く審査も甘いと言われております。
政党によってはその事を助長させている党もあるのです。
税金を支払っている私たちにとっては精査され正しい使い道であれば言うことはありませんが、こんな状況の中で日本はますます厳しい状況となると思います。
やがて中国に続いて韓国に、インドに、ベトナムに負けていくのかも知れないのです。 
今政治に期待する事は厳しい現在、将来を冷静に状況分析し判断し計画を立てて行動して行かなければならないのです。
若い小学生から厳しく鍛え社会に出てから競争社会に順応出来る能力、学力、耐久力を育成しなければなりません。
これが大人が子供達に与える愛情なのです。甘えと愛情とは一致するものではありません。 
極めて残念なのは日本の政治家や官僚社会に金儲けをするという商売人がいない事なのです。 
フランスでは財界と一緒になって中国に航空機や新幹線、又薬品やその他のセールスに大統領が同行するのを新聞やニュースで見かける事がありますが日本では皆無です。
外国に行く時はやたら金のばらまきを行う花咲か爺さんの様で滑稽であり国益を徹底的に追求する彼等とは対等に渡り合っていく度量さえないのではないでしょうか。

今選挙たけなわです。 どうか私たちは有能な国益を大切にする議員さんを是非共送り出そうではありませんか。 リップサービスはもう沢山です。

日本刀社会に生活する私達業者は今厳しい状況ですが、やがて明るい将来があろうと信じ頑張っております。
残念ながら現在名品の多くが海外流出しております。どんどんと……

文部省、教育委員会、警察関係者はこの事に是非注目をして頂きたいのです。 
刀剣博物館は日本刀を展示する有名な博物館ですが入場者の70%は外国人と言われております。
恐らく10年後には海外の日本刀愛好者が現在より多くなり、その内に外人から日本刀を学ぶ時代が絶対に来ないとは言いきれないのです。
相撲はモンゴル人3人の活躍で私たち日本人が拍手喝采し、楽しむ時代となりますが、誰が10年前に想像したでしょうか? 柔道は、空手は、剣道はどうでしょうか?

是非この事を考え私達の貴重な文化財に慣れ親しみ、大切に次の世代に引き続いで頂きたいと切に祈るのです。
暑さも本番ですどうか御身体を大切にされ、明るく楽しく毎日をお過ごしになられます様に祈っております。
posted by 日本刀と刀装具の葵美術 at 13:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ウェブサイト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

梅雨をむかえて

皆様お元気でお過ごしですか。 
東京は梅雨となりましたがあまり雨も降らず、今年は空梅雨かなと思わせる昨今ですが愛刀の御手入れにはより丁寧に行って下さい。

景気もかなり回復し株式相場も順調のようです。 これからもかなり値を上げていくでしょう。 
現在世界ではお金がだぶつき何処に投資をするべきか悩んでいる連中が多くいずれバブルが発生するのは間違いありません。
原油の価格もバーレル当たり60ドルと約20ドル程価格を上げました。 
小麦やトウモロコシの価格も上がり、これから頭の良い(ずるい)連中が脳みそを絞り儲かる投資方法をあみ出していくに違いありません。 
賢明なる皆様は自分自身の判断で投資を行えば利益を生み出すチャンスは確実にあるでしょう。
中国では現在お金の海外持ち出し制限が厳しくなり国内で消費せざるをえず、道路や建設その他の株式は活況でミ二バブルが発生しているようです。
世界の投資家や投機家が中国市場を狙ってこれから巨額な金が動くでしょう。
投資信託といった人任せでなく自分自身で考えて投資をされ、大きく儲けて下さい。
おかしくなった時は直ぐに抜け出す準備は怠らず………
これからは上がったり下がったりしながら価格を上げていくと考えられます。
選挙の影響で株式市場にどのような影響がでるのか不明な部分はありますが。
行き場を失った保険会社や年金基金がいずれ株式に投資せざるをえないと考えます。
日本ばかりでなく世界の主だった会社が中国の厖大なマーケットを当てにして商売をしなければならない状況にあるのです。
巨大な空港一つ、町一つ造るにしても中国は簡単に出来ますが日本でしたら土地の買収や市民団体の反対に会い全く手も足も出ない状況です。 
成田国際空港が未だに解決出来ない有り様です。
恐らく同じ空港を造る為には日本の支払うコストは何百倍も高いものになるに違いがありません。
日本国内で製品需要を喚起するのはかなり難しいでしょう。
日本刀の世界も最近景気が戻りつつあると考えたい私ですが、いぜんかなり厳しい状況が続いております。 
しかし愛刀家の根強い人気もあり値下がりもこの所止まったような気配が致します。 
市場にも良品、名品が少なくやや高めに推移しております。 小道具も同様で二処、三処の良品はめったに出てきません。
最近大きく変化したのは一般の愛刀家とプロの価格が殆ど変わらなくなりつつあると言えます。 
これはネット販売が売買の主流となりオークションサイトでもほとんど業者が出品し業者が落札する傾向が強くなってきております。目が利くか度胸があるかが商売の分かれ目といった所でしょうか。
刀剣商にとって戦国時代が到来したようなものです。 愛刀家の皆様もネットを通じて色々な業者の価格や品物を冷静な目で観察出来る時代となりましたので御目利きであれば必ずや良品を購入出来るでしょう。最早プロもアマチュアも関係ない世界なのです。
これから暑さ本番、どうか体調にご留意され笑顔を絶やさず楽しい毎日をお送り下さい。
いらいらせず、のんびりと生活しませんと胃癌になってしまいますぞ。

posted by 日本刀と刀装具の葵美術 at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ウェブサイト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月16日

経済について

躑躅の花も散りかなり暑い日がやってまいりました。
私が住む場所は自然がまだあるため、朝は鶯の鳴き声が聞こえてまいります。 誠に長閑な一時を過ごす事ができます。美しい鳴き声を聞きながら私が口笛で鶯の鳴き声を真似すると、それに合わせて美しい鳴き声をだして声が返ってまいります。何か一日得をした感じがして嬉しくなってまいります。これから一日、東京へ出社しやがて騒音と喧噪の中に身を置かなければならず、駅に向かって歩きながらどのように一日を過ごすか自問自答する昨今です。
 さて世界的な経済回復を求めて一斉に未曾有の資金が投入されました。我が国でも麻生首相が中心となって多額な資金がばらまかれております。あまりにも節度のないばらまきに驚かされます。外国に対しては寛大に、国内には一層の厳しさで対応を迫るのが我が国の政治です。今、プーチン首相が日本を訪れています。政府は既に4島返還を諦め、3島返還を求める有様で、あまりの節操のない要求にほくそ笑んでいるのはプーチンです。麻生さんの彼と話すご機嫌な喜色満面な笑顔に私は嫌悪感すら感じます。なぜ、きちんとした要求を求めないのか残念至極であります。定額給付金といい、休日の高速道路の代金1000円といい、無責任極まる思いつき程度の思考でしかありません。
 今後の日本経済は巨額なばらまきによって、かなり建築関係を含めて急速な経済回復がみられるでしょうが、莫大な借金の返済は最早不可能となるでしょう。厚生年金は将来破綻し、健康保険も危なくなってくるのではありませんか。
もうすでにミニバブルが発生しております。巨大な有り余った金が投資に回るでしょう。現在石油がバーレル当たり40ドルから60ドルに急騰しております。社会主義である中国は、巨大なマーケットとして将来その力を示すことになるでしょう。株は高騰し土地も同様に投機の対象にされるかも知れません。
 1972(昭和47)年9月29日 日中共同声明の調印式が行われた。田中角栄首相と、周恩来総理との間で日中国交正常化に合意がなされました。共同宣言文に署名したすなわち平和5原則です。中国は日本に対して賠償を放棄し、現在にいたっております。その後、私は中国を訪れた事がありましたが天安門広場近辺ではほとんどの国民が人民服を着、自転車で通勤していたものです。すでに37年を経過した訳ですが、予想に反して大きく経済発展した中国の勢いにただただ驚かされるばかりです。すでに車の生産台数は米国を上回り世界1となりました。将来その2倍くらいの生産台数となるような気がいたします。日本はこの巨大な消費国とどのような形で取り組んでいくのか、又は中国に飲み込まれてしまうのか、今から戦略をたてていかなければならないでしょう。特に小学生の教育には熱を込めて今から対応しませんと、日本の将来はありませんぞ。中国の政治家と日本の政治家を対比すると違いがはっきりとしています。我が国の首相は米国の大統領が変わると参勤交代よろしく、嬉々として大統領に会いに行かれます。もっとしっかりとして下さい。日本の国益を代表する気概がありません。まあミミズの戯言でした。
 これから選挙がありますね。どうか皆様、大切な1票を日本の政治を任せられる人(極めて少ないのですが)に投票しましょう。

 これから雨期も近いですから、日本刀の手入れを怠らず錆びさせない様にして下さい。日本刀を研磨してみたいという様な方がおられましたらご連絡ください。
 研ぎ師さんの手を煩わせるとかなり高額な研磨料となります。錆びた脇差を研磨するような方には簡単な研磨方法を教えてさしあげたいと思います。研ぎ師さんは日本刀を研磨する場合、長く修行をしなければ研磨など出来ないと話される方が多いのですが、朽ち込んだ無銘の脇差を1万円程度では研磨には応じてはくれません。思い切って蛮勇を奮い研磨に挑戦してみてください。案外考えているより易しいと思われるかもしれません。創意工夫を凝らして研究すれば更に上達するでしょう。
 それでは皆様お元気で楽しい毎日をお過ごしください。

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2009年04月14日

ニュージーランドにて

最後の木が切り倒された後に
最後の川が汚染された後に
最後の魚が捕れた後に
あなた方はお金は食べられないと理解するでしょう。
この文章は、私が最近ニュージランドを訪れた時に読んだ文章です。
 ご存知の様にニュージーランドは小さな国ですが、環境には大変厳しく、食物の輸入に対しても神経を尖らしています。又、環境対策にはことのほか熱心な国です。
 この国には自動車製造会社はありませんし全て輸入に頼っており工場の建築には厳しい制限があると聞いております。
 サラリーマンの給料は、年収で300万円から500万円位ですが、人口が少なく安定しております。中古物件の300坪程の土地付き建物で、200平米ある建物と車庫が2つあって3000万円近辺ですから、日本の厳しい住宅環境と通勤地獄とを考えると夢の様な話です。ゆったりとした敷地で、バーベキューや樹木を植えて生活すれば、ストレスもなく、ギスギスとした人間関係で悩む事もなさそうです。一方、東京近辺では3DKの狭いマンションで暮らし、満員電車で1時間の通勤で帰宅する際はくたくたの状態です。家では夕食を食べて寝るだけ、明日は出勤と皆一様に目に皺を寄せています。朝食べてきた食事の納豆や味噌汁の匂いにすら、いらいらするくらいですから、キムチなどはとんでもないといったところでしょうか。パワーハラスメントも増加しているのは案外とこの様な状況にあり、強い者が弱い者を虐める現代社会です。
 先日、新宿御苑に桜を見に行ってきました。待ち時間が長く、恐らく数万人の桜見物客が訪れたのではないかと思います。数多くの人々が芝生の中で食事を楽しんでおりましたが、驚いたのはこの大混雑の中でほとんどゴミがないという事です。最近の日本人は自然を大切する証として、ゴミを全て持ち去っていることを感嘆しました。世界に誇る素晴らしい現象であると考えます。
 ニュージーランドでは、知人がクルーザーを保有していたため海に鯛を釣りに行きました。
約3時間ほどで、大きな4−50センチはあろうかという鯛が6匹釣れました。湾内ですが、大きな魚が小魚の群れを追いかけ、海が小魚の逃げ惑う姿で盛り上がっているのがわかります。鳥が空中から海をめがけて飛び込んでくる光景には興奮せざるをえませんでした。ヨットハーバーに戻ると岩壁に30センチ以上の黒鯛や縞鯛が人間の姿を怖がらず泳いでいる様には驚きました。
 しかし、獲った魚の大きさの制限はことのほか厳しく、もし違反するとボートの没収と罰金が科されます。それゆえ大きな自然が保たれているのでしょう。
 日本の狭い住居、交通地獄、子供の教育、厚生年金のいい加減さ、近未来の老人問題(私も該当しますが)を考えるとき、政治家は今まで何をしてきたのか溜息が出てまいります。東京都の人口を減らし、会社と工場を地方へ分散させれば、東京はもっと快適に過ごすことが出来るのではないかと考える次第です。このような政治家を選んだ私たち日本人の責任ではありますが……。これからは、改革の出来る聡明な信頼できる政治家の出番となります。
 ニュージーランドも問題がないわけではなく、アジア人の流入が著しく、高学歴の中国人、韓国人、インド人を始めとし、中近東の人までもが、かなり高収入を獲得している状況にニュージーランド人は危機感を持っている様です。
 日本もこれから中国、韓国、インド人の流入が激しくなっていき、将来どのような世界になるのか深く考えさせられます。
 気候も素晴らしく湿度も適度であり空気の綺麗な国に永住する日本人も、これからは数多く出てくるかもしれません。日本を脱出して……。
 もし私がもう少し若かったならそのような選択をしているかも知れません。

 刀剣市況:最近小道具が注目され高値で推移しております。
買い求めやすく、手軽に鑑賞できる事と、元々マーケットが狭い為、欲しい人が多く出ると直ぐに高値へと価格が変化してまいります。
 以前にも触れましたが、刀匠鍔で古い作品:甲冑師鍔で古い作品:状態の良い3処、2処。柳生鍔の良品、尾張、京透かし、赤坂の本科等、後藤や古後藤も同様で入手難です。拵の上手な作品も是非収集ください。今後必ず値上がりしていきます。
 よく収集家の方から値上がりするために収集するのではないと言われるのですが、年をとりやがてあの世に旅立つ時、処分や相続が行われます。その時の為にも良い作品をお求めください。きっとお役に立つと思います。

 今は海外の愛刀家が、日本の小道具を収集しており、かなり目利きが多くなってきております。近い将来、彼らから教えてもらうという事態になると思います。これは冗談ではありません。例えば相撲の世界を見ればお分かりのように、今やモンゴル人に日本人は圧倒されています。モンゴル人の親方が出て厳しい稽古が行われ、日本人が親方から学ぶというのは近未来の話です。
 世界は興味を持った品物に対し、ネットで画像や文章を取り入れたりと、物凄いスピードで彼らは勉強しております。根付でも、版画でも、今や日本人のお得意芸ではありません。彼らから学ぶ時代なのです。日本刀も小道具でも同様なのです。しっかりと褌を締め直して、私たち先祖が残した作品を収集して頂きたいと思います。
 夏に向かい、皆様もお元気でお過ごしください。
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2009年03月28日

刀剣界

古美術品の売買を業としている私達はかなり厳しい状況に置かれております。
土地も株式も下がり景気の低迷が世界を覆っている中で日本刀を購入する愛刀家が日本刀の購入を控えているという状況にあろうかと考えられます。
しかしながら今後株式市況も回復の兆しが見えてきましたので今が購入する好機会と捉えて株式投資を行う方々も出てきております。まず間違いはない様です。
銀行株や太陽電気、水素、原子力等等色々あるでしょうが、長期投資が確実に実をむすぶでしょう。銀行株は国から手厚い保護?を受けておりますのでかなり安全に値上がりが期待出来ます。なにしろ預けた利息は雀の涙程度ですが、貸し出し金利は年間3%以上にとっているのですから、ぬれ手に粟とはこの事です。
サブプライムローンで大幅な損失(数百億から数千億)がでたのにもかかわらず、損金で落としてしまいました。通常の会社であったなら潰れてしまっているでしょう。すなわち銀行はかなり利益を出していると言っても過言ではありません。
原子力は日本の最も先端をいっている技術ですから、発電所の輸出が可能となるでしょう。燃料も最安値で今後じりじりと価格を上げていくかもしれません。
太陽電池関係はかなり熾烈な競争となるかもしれませんが、選別によっては面白いですね。更に水から水素を取り出す技術が開発されれば、水素関係は未知の部分がありますが有望だとおもいます。水の淡水化や汚染の浄化施設も面白い投資となるでしょう。炭素繊維、薬品株等、面白い投資物件がめじろ押しで今が投資の絶好な機会といえるかもしれません。投資信託は危険このうえもないですから、人任せで投資をする事は避けて慎重になさると良いでしょう。土地もそれほど値下がりが厳しくありませんでしたので、今後場所によっては値上がりが期待出来るかもしれません。
さて刀剣界は今の所かなり厳しい状況が続くと思われます。商売もネット販売が主力となり、わざわざ店迄購入する為に出向くという事が少なくなっている様です。
最近の御客様は拵付の刀をお求めになる傾向が強く、又選別もかなり厳しくなって来ております。しかしながら市場に名品が販売として出てくる事は少なく、ある意味では品不足といえるかもしれません。今後品物によっては長い意味で投資となりえるかもしれません。国外の市況が良くなれば外国人から日本刀への購入が増えて行くと考えます。限られた日本刀や小道具が数多く海外に輸出されております。
今後10年でかなりの品物が海外へと流出されるでしょう。
気が付いた時は価格が高く、購入が難しくなる時期が来ないとは誰もいえません。
サブプライムの危機を予測した人物は日本ばかりでなく、海外でもほとんどありませんでした。そればがりでなく著名な数学者にノーベル賞を与えてしまったのです。この数学者の説を上手く利用してサブプライムを作り出したと言われております。米国の有名なMITを始めハーバードや数多くの学生が争って証券会社や銀行に就職し、高額なサラリーを受け取っていた時代があったとは驚きです。それら優秀な大学を卒業した人物が証券会社や銀行、政府、投資会社の中枢にいながら、全くこのサブプライムの行く先を理解していなかったのが信じられません。いずれにせよ今後、株式は活況を呈してくるでしょうから、皆様がたも上手く立ち回り、上手く利益を確保して逃げる体勢を常に作っておく事をお勧めします。人の歩かない道に花が咲いていますよ。
皆さんも日本刀を静かに抜きじっくりと鑑賞をして下さい。
そしてじっくりと今を、将来を考えましょう。 チャンチャン

posted by 日本刀と刀装具の葵美術 at 15:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 社長の小言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月10日

蚯蚓の戯言

米国では大統領が変わりオバマ新大統領となりましたが一方日本では相変わらず麻生首相の迷走でガタガタです。 定額給付金は国民の大半が反対にもかかわらず自民党と公明党の共同でほぼ可決してしまいます。これらの給付金は本来消費に回らなければならない筈ですがそれに掛かる莫大な経費と支払う作業によって無駄が発生し信心深い学会の信者の皆様で果たして消費に回るのか定かではありません。 巨額な寄付に回されず消費に回ってもらいたいと思います。 米国のオバマ大統領の采配で米国の景気が大きく変わるとは残念ながら思えません。 戦後の米国の物作りは凄まじい程の勢いがありました。車ではフォード、クライスラー、GM社がキャデラック、シボレー、ビュイック、といった車は元より航空機、精密機械、薬品、食品、輸送等キラ星の如く製品の質、量とも他国を圧倒していた米国が今完全に冷えきってしまっています。ニューヨークに高く聳えていた“兼高かおる世界の旅”で有名な パンアメリカンの保有していたパンナムビルもなくなり、航空機製造でもほとんどの部分は外国から購入し今では組み立て工場となっております。 安価な海外の製品を購入し製造会社としての地位を捨ててしまった事に起因するのです。
日本はそれでも創意工夫をこらして海外の安価な製品に立ち向かい付加価値を付けて立ち向かって行く度量があります。 こんご米国が再び良い製品を製造する国になるのは極めて難しく、その技術水準は最早他国に追いつけない状況であると考えるのです。
オバマ大統領が今決断しなければならないのは額に汗を流して働く技術労働者をしっかりと育てていく環境造り、まなぶべき教育でありそれを国民のコンセンサスとする事こそ重要なのですがあまりにも時間が掛かると考え難しい課題といえます。
世界全体でばらまかれた途方もない未曾有の通貨が行場をなくし、再び喉元過ぎれば熱さを忘れて商品投機や会社の買収(M and A)、果ては複雑な様式を取り入れた紙の債券が出回りバブルが再開し株式市況は活発になる事になるでしょう。この図式は変わらないのは明白です。
日本のバブルも同様で土地建物の神話は相変わらず変らずでいずれバブルが発生するでしょう。 株式も同様で再び近い将来高値へと推移するでしょう。

葵美術等の超零細企業はその度に翻弄されるのです。
今、日本は不景気であると連日新聞やテレビで報道されていますが私はそれほど不景気とは考えません. 確かに会社を突然解雇された50歳以上の方々には気の毒ですが20代30代の人々にとって働くべき場所はかなり多く残っております。 週休2日、残業は嫌だ、汚い場所はご免だといわなければ働く場所はいくらでもあるのです。

本当の不景気はこんなものではありません。
マスコミが煽り立て国内にそのような雰囲気が出来上がってしまったのです。元小泉首相、竹中さんの行った改革が批判されていますが果たして正論でしょうか? 彼らが頑張ったおかげで、改革が進む一歩迄近づいていたのですが、残念ながら麻生首相によってぶち壊しとなってしまいました。 大いに期待していた渡辺さんも自民党から去りこの日本は一体どうなってしまうんでしょうね。
でもどうか物事は深刻にならず、気楽に考えて良い仕事に出会われます事を祈ります。 失礼を顧みず言わせて頂ければ現代の若者は自分自身で難局を乗り越えていく勇気と我慢強さ思考力が欠如していると思います。
安直に助けを求め生活保護を受領する方もおられます。
私たちの世代すなわち60歳以上(小生は68歳)の人々は人様から情けを受けるのを恥ずかしいという感情があります。 これは良い悪いではなく長年の日本人の感覚であった訳ですが現在崩れ去ろうとしております。
老人を敬い父母に感謝し先生に尊敬の念を保持するという観念が真に残念ながら喪失してしまったのです。
仰げば尊し我が師の恩と歌われた時代が懐かしいですね。
子供が親を親が子供を殺害する時代、おちおち寝てもいられません。
寝る時にはスランバーマスクを付けその部分に大きく開けた目を画いて寝るようにしなければ斧が飛んでくるかも知れない時代。
冗談ではないですよね。
脱線しましたが男であるならば歯を食いしばり断固生き抜くねばりと勇気を持ってこの難局を過ごして頂きたいと思わずにはいられません。
これから将来もっと厳しい時代がやってくるかもしれません。
常に身構えて準備を怠らなければ大変な事になるかも知れない時代なのだと小生は考えます。
posted by 日本刀と刀装具の葵美術 at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 社長の小言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月29日

刀剣研磨

先日、大阪で研磨をされておられる真澄庵の庵主 真津 仁彰氏が刀剣博物館の研磨コンクールで受賞されたお弟子さん達の祝賀式が行われました。
当日はお祝いにかけつけてくれた方々、入賞されたお弟子さん達や刀匠の月山 貞利氏さんたちが数多く参加されました。
会場には入賞された御弟子さん達の研磨された刀と鑑賞として特別重要刀剣の則重、重要刀剣、その他の作品が展示され鑑賞する事が出来ました。真澄庵の 庵主 真津 仁彰氏が1本1本丁寧な特徴を良く掴んだ説明がなされその後展示 された刀剣の鑑賞を行いました。
刀匠の月山貞利氏からも祝辞が述べられ世界に誇れる日本刀をこれからも大切に保存して欲しい旨話されました。
真津 仁彰氏は昭和25年(1950)10月15日 研師・真津仁人を父として、熊本市で出生。昭和36 年(1961)8月 大阪に移住、昭和41年(1966)9月 家 業を継ぐべく自己の意思にて大阪市立工芸高等学校 図案科を1学年1学期限り で中退、父・仁人に師事しその後研磨一筋に現在に至っておられます。
 ご自宅では研磨技術を学びたい人々を教え積極的に研磨コンクールに参加させかなり多くの方々が入賞され巣立っております。
 お弟子さんの中には研磨を業とされる方も何人かおられる様です。研磨コンクールとは刀剣博物館で行われる職方の研磨師の技術コンクールで1年に1回行われます。研磨師にとってこの研磨コンクールはご自分の研磨技術の評価となる訳ですから最上の技術が発揮され厳格な審査を経て入賞が決まりますので自分自身にとって重要な研磨技術のバロメーターとなります。
 しかしながら研磨技術コンクールはその場で研磨が研磨師達によって争われるのではなく研磨された作品が持ち込まれ評価される為杜撰な部分も見受けられます。その為先生は研磨コンクールは鍛冶押し(製作された未研磨の刀)の刀を研磨師が研磨を行い出品評価されるべきとご意見を述べられておりま す。至極もっともな意見で今後真澄庵の庵主 真津 仁彰氏が中心となって研磨のコンクールが行われる様になると良いのではないかと私は考えております。
又、先生は刀剣研磨の砥石が激減している事を憂慮され知人の砥石販売をされる方と人工の砥石を研究開発をされておられます。
中名倉迄は人工砥石でなんとかなるが、細名倉は天然物にはかなわないと話されております。今後は内曇砥の人造を考えておられる様ですが難しくなかば諦めておられる状況でした。
 生真面目な大変穏やかなご明るい性格の方です。今後が多いに期待される研師さんです。ご自宅にも小さな研磨の参考となる博物館がございます。師は内曇にかなり時間をかけ研磨をされておられます。研師にとって最も大変なのは実はこの内曇刃引砥と地砥とをひきこむ事で出来上がりにかなりの差が出て参ります。研磨で内曇砥を引き込むのは体力もいりますし、冬場でも汗びっしょりになりながらの研磨は研師さん達にとって辛い仕事の部分であります。完璧にこなすと地金に冴えが出て出来上がりが素晴らしくなりますので研磨の作業の中で最も重要な部分であると師は話されました。
長期間の刀剣の研磨を通じて御目利きでありますので刀剣に関してお解りにならない場合はお気軽にお尋ねになると良いでしょう。
 又、その師の住む町は戦後あまり変わらず、しっとりとした大阪の下町の風情が 残り近辺には細かな町ぐるみの博物館がいくつかありますのでそちらに旅をされて楽しい一時を送られてはいかがでしょうか。
 なお、真澄庵ホームページは現在製作途中ですが今後ご覧頂ければ幸いです。
日本刀 真澄庵  庵主 真津 仁彰よりのネットホームページでのご案内は下記の通りです。
 本日は、真澄庵ホームページにご訪問頂き心より厚く御礼申し上げます。
ご覧になっている真澄庵のホームページは、まだ未完成でございます。随時更新していくつもりでおりますので、何卒宜しく御願い申し上げます。
http://k-tenjin.com/masumi/sabu/top.html
研磨技術とはどういうものなのかを知り日本の誇る工芸品である日本刀が今後も大切に保管され次の世代に過去と同様に継続される事を祈念しております。


posted by 日本刀と刀装具の葵美術 at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 社長の小言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする