2016年06月15日

2016年6月15日 社長の一言

入梅の季節となりまして何となく鬱陶しい季節ですね。
でも雨の降る公園を歩いておりますと紫陽花の大輪が雨に濡れてつややかな花が一層鮮やかな雰囲気を醸し出しております。
先日私が懇意しておりますお客様が九州から東京に来られ久方ぶりで食事をしながら楽しい一時を過ごしました。
彼は九州在住でかの地から新幹線のグリーン車に乗りきちんとしたスーツを着て席で浅黒い顔とサングラス入りの眼鏡をつけ帽子を目深にかぶって休んでいたところじっと自分の顔を見ながら通路を通りすぎる人物に気がついたそうです。又暫くするともう一人が通路こしにじっと見つめながら通り抜けていったそうです。車内にはお客様は自分とその他にアベックの二人連れだけだったそうです。
その内に数人の人相の悪そうな人物が自分を取り囲みひょっと前後を見ると車両の前方と後方に2名ずつ立ち監視している様子が伺えたそうです。
やがて年齢を経た人物が久しぶりです。と、かなり名の知られたヤクザの親分と思われる人物に自分は前の車両におりますので席を移動して参りますのでと丁寧に挨拶されたそうです。驚いて彼は自分はヤクザではないと話したところ信用してくれず名刺を見せたり写真を見せたりしている内に九州在住のヤクザさんが親分、この方は九州で代議士をやったり手広く仕事を行っている○○さんです。ひと間違いですと気がつきようやく親分は事態を飲み込み子分にバカヤローと大きく怒鳴り子分は平蜘蛛の様に謝罪したそうです。
彼はその中の幹部に対して、人は間違いあるのだから、間違った子分に対して酷い事はしないで欲しい、ましては指を切るなどと絶対にしないでくれと頼んだそうです。
彼の人相は浅黒く帽子をかぶると凄みがありヤクザに間違えられたのでしょうね。
帽子をとると五分刈りをした頭の髪ですから間違えられるのもしかたないね。でももし対立するヤクザだったなら撃たれていたかもしれないよと冗談とも本気とも分からない顔で話しておりました。
もし数多くの旅客がいたならば大変な騒ぎになっていたかも知れません。
彼はヤクザが去った後にアベックの所に赴き騒がせて御免なと話した所、かなり怯えてあなたは本当にヤクザではないんですねと聞き返したそうです。
浅黒い顔で5分刈りの頭で更に鋭い眼光をしていれば中々信用出来ないのかも知れません。
帰りは帽子を冠らず九州迄帰ったそうです。でも敵対する相手のヤクザだったら………下手すると命を取られていたかも知れません。……………

おなじみの寅さんが映画で易の本を売るために啖呵を切るという場面があります。
天に軌道があるごとく、人はそれぞれ自分の運命というものを持っております、とかく羊の女は角に立たすなというが、もしそんなこと言っているんだとしたら、貴女方娘さん一生お嫁に行けない、な、そうだろう。
とか
巡り会いが人生ならば、すばらしき相手に巡り会うのもこれ人生であります。盛者必滅会者定離、会うは別れの始まりと誰が言うた。眉と眉の間の『いんどう』お嬢さんあなた、ここがすばらしく輝いております。いい愛情に恵まれておるかもしれない。いい愛情に恵まれておるかもしれない。しかし、月に群雲、花に風、一寸先の己が運命分からないところに人生の哀しさがあります。

人間の人生とは摩訶不思議なものですね。
もし例えばほとんどの人々は通学した小学校、中学校にいっていなければ現在の自分はないかもしれません。全くことなった軌道へと動いて運命は全くことなった方向へと向かっていきます。
学校を出てから就職にしても就職する会社や人物、趣味等で全く異なった人生を歩む事となります。もし私がサンフランシスコの町中で偽名の石堂運寿是一を購入しなかったなら刀剣を商う仕事はしておりませんでした。その運命のいたずらの軌道にのって刀剣商へと突き進んでしまいました。
結婚に関しても同様で、なぜ現在の妻と結婚したのか見えぬ糸があったのだと思わざるをえません。
世の中は不思議な運命によって翻弄されているのかも知れません。
父が良く私に話した事があります。
人生は運、努力、根気だと聞かされたものです。運というのは悪くなりますとどこまでも下がっていきますがやがて上昇していきます。
めげずに努力を怠らず根気良く仕事に。勉強につとめればやがて開けていくものです。

東京都知事がついに辞意を表明したようです。
彼の心中にはたったの数十万円ではないかというぼやきが聞こえてきます。
確かに数多くの政治家が地位を利用して数億円という賄賂を貰っている現状を良く承知している中で全く運が悪いと考えている訳ですから都民の動きに対して理不尽だとしか考えられないのでしょう。 
しかしながら彼が都知事に就任して職員達を前に話した事は都民の為に働こう、清廉潔白でなければなりませんという様な事を述べております。
その舌の根も乾かずに都民を裏切った事に私達は怒っているのです。
しかしながら彼だけの責任でしょうか?
都知事といえば中堅の国の大統領なみの力を持っております。
真面目に業務をこなそうと考えてもお役人様、官僚、大物代議士、財界等が彼の権力を狙って集まり接待攻勢をかけてくるに違いありません。
そのうちに錯覚をして大統領としての振る舞いを行うようになったのとは違いありません。
国の大統領がスイートルームに泊まりファーストクラスを利用して何が悪い、大統領には格式があるだろう、飛行機で旅行する場合はビジネスクラスや中級のホテルに宿泊するのは恥ずかしい事なんだと国民に弁解する位に人間が変わってきてしまっているのです。都民は厳しい税金の取り立てや昨今の食料品の高騰、マンションの賃貸の金額の高騰や子供達の厳しい教育の為に塾への資金や子供を抱えて民間の保育所に高いお金を支払って預けなければやっていけない都民の気持ちを逆撫でする様な事を無責任に話すのだろうと考えるのです。私見ですが彼を悪くしてしまったのは彼の責任だけではなく周りをとりまいていた都の職員や財界、官僚がいた事であると考えます。東京都職員の中にヨーロッパに舛添さんと共に出かけた者達がなんの疑いもなく喜々として出かけていく事に何の疑いもなかったのか、ここが大きな疑問なのです。
都知事が暴走する前に咎める人物が何故いなかったのか彼等の反省を私は求めたい。
東京都で勤務するお役人様、あなた方は知事の行動をなぜ諌めなかったのですか。
真面目さのあった猪瀬さん、舛添さんがこうも堕落してしまった事に遣り切れなさを感じます。これから都知事が新たに選ばれますが誘惑の多い立場に立つ都知事を見守り諌める事が周りを囲む職員の役割であると厳しく叱責したいのです。
彼等は都民の税金で生活しているのですから。
又選挙があります。今度こそ選ばれた都知事をしっかりと守っていって頂きたいとおもいます。
そうしないと仮に優秀な人物が知事になったとしても先に書きました様に数多くの人物による接待攻勢によって知事を堕落せしめてしまいますよ。
この責任は都知事一人の問題ではなく都で働く皆様の責任でもあるのです。
猛省を促したい。
都知事が選ばれ、直ぐに辞めさせられ再度選ばれた都知事がまたも辞めざるをえなくなった事はあなた方の行動が恥ずかしい事なのですよ!

皆様この梅雨の季節をどうか楽しんで生活をしてください。
奥様を大切に。お子様方を厳しく愛情を持って育ててください。
静かに日本刀を抜き、じっくりと鑑賞に浸ってください。
当時の侍はどのように辛い日々を忍耐をもって過したのか、考えながら鑑賞すると勇気を貰えるのかも知れませんね。

それでは皆様御機嫌よう!

日本の政治を良くする会  会長 ドンキホーテ

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posted by 日本刀と刀装具の葵美術 at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ウェブサイト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする