2007年09月28日

侍としての誇りとは

アメリカ サンフランシスコ 刀剣ショーの会場から
8月16日から8月20日まで当地サンフランシスコにおいて刀ショーが開催されました。
全米から数多くの愛刀や業者が集まり、150店舗がホテルの会場で販売するのですから期待が高まってまいります。
アメリカのこれら刀剣ショーは多くの人々が自由に参加できるのですから遊び感覚で集まり、自分の品物をテーブルに並べて仲良く話し、食べたり飲んだりと交流を深めております。
最近の状況は米国国内での良質な日本刀が少なくなってきた事と愛刀家が徐々に増えてきている為、良質品の不足が顕著となり、日本での購入が増えてきているため会場のもその影響を受け、何となく日本から輸出された品物と思われる品物が会場に多くなってきている感じを受けてます。
今後はこのような傾向が進み、外国人が良質な日本刀や小道具を日本国内で購入すると思います。

一方、日本国内は日本刀が銃刀法で管理されている為に、国民からあまり理解が得られず、極めて残念ではありますが、今後日本刀の海外流出は続くのは間違いありません。その事実に気がついた時はすでに遅しで、日本の庶民文化であった版画や根付と同様な道を辿るに違いありません。過去日本人は版画という文化を築き上げましたが、数多くの作品がヨーロッパ、米国へと膨大な数が流出しました。根付などは現代の若い人々は意味すら分らないという按配です。若い人々がこれら日本の文化を再認識し勉強しようと考える時海外へ行き、品物に接触し学ばなければならない状況となります。
今後日本刀や鎧兜、小道具は確実に海外流出が行われるのは間違いありません。
今回のサンフランシスコでの日本刀ショーは150店舗が参加して行われましたが昨今の米国での住宅販売の過剰な融資で株式市場の暴落もあってか高額な刀剣には慎重でやや活気に乏しい感じを受けました。
この事は日本で行われる刀剣ショーを意識しており大挙外国人が日本に訪れ良品を購入してゆく事になるでしょう。
posted by 日本刀と刀装具の葵美術 at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 社長の小言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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